東日本大震災から8年が経ちました。
地震って・・・津波って・・・いざ起きたときに
自分達には何ができるだろう?どうすればいいだろう?
ちょっぴりドキドキするけど知りたい!
そんな気持ちで向かった【 震災遺構 仙台市立荒浜小学校 】
七郷幼稚園からすぐ近くに荒浜地区・荒浜小学校があるんだね。
『ここには元々たくさんのお友達が通って、お勉強をしていました。』
2011年3月11日に立っていられないほどの大きな地震、そして津波がやってきました。
『小学校の2回までの高さの津波だったんだよ!こんなに大きな津波がくるなんて誰も思わなかったんだよ!』
「だから屋上に逃げたんだね・・・!」
元々荒浜地区は松林がたくさんあったけど、ほとんど流されてしまったんだよ!
「流されてきた松の木、春に行った園外保育で見てきたよね。」
あんなに大きな木が流されるなんて・・・
地震があった日はとても寒かったんだよ!毛布等もあったけど、足りなくて、
カーテンなど使える物を使って過ごしたんだよ!!
『屋上に避難した後、ヘリコプターで救助してもらいました。
でも、犬や猫などペットは乗れないから、波が引いた後に歩いて避難したんだよ!』
「犬や猫も大事な家族だもんね!!」
『この時計は3時55分で止まっているでしょ?これは津波が小学校にやってきた時間なんだよ!』
「1時間後じゃなくて、すぐに津波がやってくるかもしれないよね・・・
だから高い場所にしっかり避難することを忘れてはいけないね!!」
見学を終えて・・・
「七郷幼稚園の近くにも避難の丘や避難階段があることを知ったよ!
逃げる場所を知っていることは、自分達の命を守る為に大切なことだ!!!」
「今日分かったことを、お家の人や年少さん・年中さんにも教えてあげたい!」
一人一人がそれぞれに感じた気持ちを受け止め、
いざというときに行動に移したり子ども達なりに語り続けられるよう、
これからも知る・学ぶ機会を大事にしていきたいと思います。